2009年11月12日

農業祭

昨日はもう疲れきったんで、今日は行きたかった農業祭に行くことにした。2002年に来たときから毎年大体行っていて、そして毎年おんなじなんだけど、毎回動物達に癒されます。このイベントはたぶん、クライストチャーチで一番大きなイベントじゃないかな。最終日の明日は休日になるくらいだから。

農業祭は、もちろん街に住んで日頃動物達を見ない人のためのイベントでもあるわけだけど、田舎に住む人達にとっては自分の動物や自分の農場で取れたものがどれだけ評価されるかがわかる大切な行事です。農家は自分達の動物を連れてきて、それを日本で言う農協みたいなところの人たちが審判して、種類ごとに順位を決めたりする。それに羊の毛刈り師達や、木こり達の大会もある。

僕は農場で働いていた時代は、毛刈りの審判をするボスの手伝いをこのイベントでしていたので、なんだか今はすっかり都会人になってしまったなぁと切なくなりました。農場にいたころは僕の指なんていくら洗っても汚かったし、切り傷がいっぱいあったし、特に手首から肘までの筋肉がすごい発達していた(羊を引きずったりするから)。今では僕の手は細かい作業ばかりしているし、もちろん一番多いのはこうやってタイピングをすることだから、なんだか頼りない手になってしまった。

つらかったけど(たぶん羊農場時代が人生でいちばんつらい)今思えば、毛刈り師たちのタバコと汗と羊の油のにおいとか、仕事を終えた後につるつるになった羊達を見ながら飲むビールの味だとか、そういうことが少し懐かしい。僕は農家に比べればほんとにへたれで弱虫だったから、全然役に立ってなかったんだけど、何度も僕のボスは切れながら(w)いろいろ教えてくれた。

Woolcomp.JPG
ウールの大会。ダンディなおじさんも撮ってみた。彼は審判だろうか。ウールは毛の長さ、太さ、白さとかそういうもので評価される。高級なセーターになるようなウールはちょっとびっくりするような値段で取引される。

Lambandbaby.JPG
都会育ちの子供は一年に一度だけでもこうやって動物に触れ合えるのが幸せそうです。僕は農学者として、子供には自分の食べている肉や魚、野菜がどういう風に作られているのかを教えることが非常に大事だと思っている。もちろんこの赤ん坊はそこまで考えていないだろうけど。

Sleepinghorse.JPG
子馬。周りがいくら騒いでも寝ている。生まれて二週間とのこと。

Shearing.JPG
毛刈りの大会。この大会で勝つと仕事がうんと増えたりするらしい。僕の羊農場時代のボスは、16年毛刈り師をやって農場を買うお金を貯めた、というニュージーランドではかなり有名な毛刈り師だ。
posted by Ucchy at 13:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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