2009年10月31日

Wellington

バイトの関係で度々首都ウェリントンに行かされるんですが、昨日もウェリントンへ行って来ました。朝早すぎですが、仕事とは言えたまに飛行機に乗って他の街に行くのも楽しいです。

僕はウェリントン、好きだけれど、たまに行くと都会っぽい雰囲気におどおどしてしまう。ウェリントンの人はすれ違っても会釈をしないし(リンカーンは基本的に人がいないので、珍しく人とすれ違うとあいさつしてしまう)、ウェリントンのバスは手を挙げなくても止まるみたいだし(クライストチャーチのバスは止まってくれーって手を挙げないと行っちゃう)、ウェリントンの街ではスーツでも目立たない(クライストチャーチでスーツ着てると珍しい)。

今回も仕事が終わってちょっとぶらぶらしてお土産を買ったりしたけれど、どうも落ち着かない。僕はやっぱり羊や牛が見えるような場所が向いているようだ。当たり前だけど僕は高校までは大都会に住んでいたわけで、満員電車にゆられて平気な顔をして通学していたんだけど、いつからこうやって都会に疲れるようになってしまったんだろう。しかもウェリントンなんて東京に比べれば都会なんて呼べるものではないのに。

やっぱり日本でしっかり満員電車に乗って仕事をしている同世代の若者達は本当に偉いと思う。自分で言うのも変だけど、僕なんて自分の好きなものを研究して、結果を機械に出してもらって、それを分析してレポートを書いているだけなのに、「海外にいるから」とか「博士だから」とか「科学者だから」という理由ですごいとか偉いと思われることが無駄に多い。

別に自分ががんばっていないとは思わないし、自分が誰にでも出来ることをやっているとも思っていないけれど、日本でコツコツとつらいことがあっても辞めたりせずに働く若い人たちの根性を僕は心から尊敬する。自分で決めたことを、つらいからと言ってやめてしまっては結果は絶対出ない。少なくとも科学の世界では。どうにもうまくいかない、思っていた結果と全然違う、周りの人と意見が合わない、そういう苦悩を乗り越えないと科学的な発見というのは生まれない。僕は科学者を辞めようと思ったことはないけれど、絶望するような、何もうまくいかないような、そういう時期はあった。そして僕は続けることによってそれを乗り越えた。

たぶんどんな世界でもそれは同じなんじゃないかな。そうだとすれば、日本でしっかり真面目に自分で自分の面倒を見ている若者こそもっとすごいとか偉いとか言われるべきだ。遊んでばかりいる人や親に頼りっぱなしの人も日本にはいっぱいいるだろうけれど、そういう社会の傾向に立派に反対方向を向いているんだから。ほんとに偉い。

個人的な意見だけれど、大学を出る年になったら自分の面倒は自分で見るべきだと思う。大学院に行くとしても、奨学金をもらったりスポンサー企業を見つけたりして自分でどうにかするべきだ。そもそもそのくらいもらえる人じゃないと、大学院へ行っても立派な修士や博士にはならないと思う。

あ、また語りすぎてしまった。偉そうなことを。

ウェリントンでの写真でも見て和んで下さい。
P1130537_sm.JPG
ウェリントンはきれいな街で、中心部が海沿いで美しい。

P1130541_sm.JPG
歴史的な建物もきちんと保存されている。クライストチャーチもそうだけど、一部古くなって落書きだらけになっていたりするので、その点ウェリントンの方がうまくやっていると思う。こういうところはさすがに首都か。

P1130542_sm.JPG
リンカーン大のバス広告を発見。ウェリントンのそばには、農学部のライバル大学、マッセー大があるので意識しているんだろう。ちなみにこのバスはマッセー大行きでした。w ちょっとやりすぎじゃないのか?

P1130543_sm.JPG
帰りの飛行機、、、ってこれが「首都」と「南島最大都市」をつなぐ飛行機なんですか。バッグのチェックもスキャンも何もなく、あーあの飛行機だから歩いてって乗ってねーって感じ。まあハイジャックしても仕方ないレベルの飛行機だからってことか? 個人的にプロペラ機はなんだか安心するので(なんかどうやって飛んでいるか頭の中でわかりやすい)好きなんだけどね。

posted by Ucchy at 06:25| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真ん中の写真のたおれてる柱?みたいなのはなに?
みんながんばってるよね!
Posted by sea at 2009年11月01日 00:09
なんだろねあれ。でも別に倒れたのをほったらかしにしてるんじゃなくて、アートなんだと思うよ。だって近くにおんなじようなのがゴロゴロしてたから。なかなかきれいな街でしょ。
Posted by Yoshi at 2009年11月01日 04:44
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