2009年12月07日

温暖化問題

今日は真面目なネタだよ。

気になるニュースがあったので。地球温暖化関係のレポートでデータ改ざんが行われたというニュースが最近大きく取り上げられています。

ソース(BBCから):
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8394483.stm

この話は前からいろいろあったんだけど、日本のニュースでもさっき出てたし、信憑性も高まってきたのかもしれない。簡単に言うと、「地球温暖化が起こってるからあぶないよー」っていうレポートを作るグループ(IPCC)があるんだけど、そのレポートを作っている教授の一人が地球温暖化が「さぞ起こっているかのように見えるように」データを間違った方法で分析しなさい、と他の科学者に言っているメールが流出してしまったわけ。

もしこれが本当なら結構大変なことだ。

IPCCが一番最近大きなレポートを出したのは2007年で、僕はこのレポートを当然読んだわけだけど、この教授(Philip D. Jones)はレポートの第三章を書いたLeading authorなんだよ。第三章は、今までの気候の変化をまとめている章なので、こいつが間違っていると残りすべての章が間違っているわけで、事の重大さは半端なく大きい。

温暖化、温暖化、と騒いでいるけれど、過去100年で地球の表面温度は0.74度しか上がっていない。これを過去100年のデータから計算したのがJones教授だ、と言ってもいいと思う。ただ、過去100年の膨大な量の気温データから、「0.74」という一つの数値を出すのは簡単ではない。もちろんエラーがついているんだけどね(ちなみにエラーは±0.18度)。

例えば、気温を測る機械の変化だとか(100年もあれば技術が進歩するから)、火山の噴火とかで起こった気温変化だとか、気温を測った場所が都市化したために起こった気温変化だとか、そういうものはすべて地球規模の表面温度変化に影響が及ばないように「想定」されて気候データは分析されている。ただ当たり前だけど、100年前に戻って今の方法で気温を測ることは出来ないので、そこは「仮定」するしかない。

今回のニュースはこの「想定」とか「仮定」が行われたときに、温暖化が「起こっているように見えるように」わざといろいろなことが行われたのではないか、と言っている。

この問題については徹底的に調べる、とIPCCも言っているし、それにこのニュースが出たタイミング(京都議定書後を話しあうコペンハーゲンでのミーティングの直前)もちょっと合いすぎているし、まだまだわからないけれど。

土壌学者としてはっきりいえるのは、0.74度でも土壌や植物にとっては大きな変化だ、ということ。だけど、この数字が間違っていたら僕達だってやってられないし、大きな問題であることは間違いない。


posted by Ucchy at 14:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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